世紀越えしても結局揺るがない「アイドルの定義」のようなもの

えーと一応連動…て事でもないんだけど、喋ったとたん尻に火が付くってのは往々にしてある事なんでねw

多感な年頃は残念ながらテクノ・ニューウェイブ漬けで過ごしたので、自分の中ではアイドル文化はメインストリームではなかったのだけど、それでも結構容赦なく五感に介入して今だシナプスの端っこに引っ掛かってたりするので、如何に影響が絶大であったかという証拠かなと。
その昔「アイドルは物も食べなきゃ排泄もしない」というような伝説があった。もちろんそんなワケはないのだが、一般庶民からしてみればテレビに出ている人は別次元で、かつて「隣のミヨちゃん」と言われた浅田美代子でさえ、実際隣どころか何光年も遥か彼方の存在だったのは言うまでもない。
チェッカーズのフミヤのインタビューか何かがビックリハウスに掲載された際、巻頭の扉がサイン入りのグラビアで、サインの下に「僕はアイドルなのでうんこはしません」と書かれてたのには当時ひどく爆笑したんだが、早速同じクラスのファンの子に見せたら倒れんばかりの衝撃を受けていた。80年代に入ってアイドル像自体が揺らいでは来たとは言え、まだまだ人によっては神聖な存在に変わりなかった事がこの辺からも伺えたり。
今に繋がるアイドル像の変化はオールナイターズ~おニャン子が起源なんだろうけど、それはそれでエポックメーキンクではあったものの、後々弊害を生む事になろうとは…気が付けば芸能人は今や選択可能な職業のひとつにまでイメージが現実感を帯びて降りてしまい、給料制だったり健康保険も納めりゃ煙草も吸えばうんこもするし子供も作る。ああアイドルも人の子だったな…と安心する反面あまりにも夢がなさ過ぎてなーんか寂しい。思えば「アイドルのプライベート」はファンにとって最大の関心事ではあったものの、彼らが日に日にあけすけになっていく事で大衆の気持ちは離れてしまった。何故か。
Perfumeが人を惹きつけるのは素材としての完成度の高さもさる事ながら、ファーストインプレッションで受ける神々しさとか排泄しなさげ感(笑)がノスタルジックな部分に働きかける点。特に高い年齢層が「この歳になってアイドルのファンなんて」と次々に口走ってる理由はその辺に…と繋がるワケよ。ま た P e r f u m e か !

ここで1本の映画を紹介しておく。

ひばりのすべて
ひばりのすべて
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東宝ビデオ (2005/03/25)
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若い人には演歌の大御所というイメージしかないと思うが、その昔美空ひばりは飛ぶ鳥を落とす勢いのティーンアイドルだった。映画自体は結構後に制作されたもので、内容は一応「みんなのアイドルひばりちゃんのバックステージからプライベートまで全部見せます」なんだが、実際はフェイクドキュメンタリー。つまりファンのひばり像と実像の(と思われる)部分をギリギリの線で摺り合わせて作られている。アマゾンのレビュワーは誰もそこんとこに気づいてないんだろうかw
クラブで江利チエミ(だったと思う)やアイドル仲間と1杯やりながら前夫・小林旭を匂わせる会話のシーンが不自然にアフレコされてたり、コンサートでひばりがステージから投げた何か(いかんせん結構前に見たので失念スマソ)を客席の女の子が拾うシーンも、何故か不自然にライティングされていて別撮りなのがバレバレだったりと、正直いろいろ突っ込みどころ満載なんだが、それまでしてファンの希望やなんかを大切にしながら、「ひばりちゃんのアイドルイメージ」を壊さないよう尽力された形跡が伺えてある意味感動的でもある。機会があればゼヒ。
フェイクドキュメンタリーといや、みんなのうたが好評だったと思ったが観に行けなかったんだよなあ。今度借りてこよ。
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このページは、2008年1月22日 (火)にうpしたエントリです。

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