7/31レディースデーで8/1定例映画の日という惑星直列が起こったので(違)、一念発起で咳止めシロップ片手におっさんホイホイ映画を立て続けに消化してきますた。以下ネタバレ8割程度なしで。
河崎実監督の世界破滅・三部作第2弾…だったのか!(前作は日本以外全部沈没*AA) サミットなんかやったってしょーがねえだろというようなメッセージがひしと伝わってくる由緒正しい怪獣映画でした。お約束のシャーマニズムとそれっぽいスコア(伊福部昭リスペクト?)、そして各国首脳のキャラ付けがまた絶妙。ギララを倒すために持ち回りで用意する科学兵器もお国柄がよく現れてニヤニヤ。つい先日実際にWTOが交渉決裂したけどなんか解るような気がしました。フランスの色ボケ首相が通訳とデキちゃって、抜け駆けでちちくり合ってたお陰で…みたいな展開の皮肉さもまたニヤニヤ。ザ・ニュースペーパーの純ちゃん晋ちゃんの付けっ鼻がそれぞれ特殊メイクになってて似加減アップ、てそりゃそうか。ところでタケ魔人だけど…あれホントにたけしかなあ。本人だったら地顔にメイクして出てくる筈。どうもたけしのモノマネをするスーツアクターにしか見えないんだよねえ。セリフだって一切アドリブの匂いがしない…ギャラの都合? いずれにせよたけしの使い方はおいし過ぎるとおもいますた。あーでもどっちかと言や日本以外?のほうが好みかな。尺はもーちと短くてよかったと思います。次作も期待。ちなみにエキストラの皆さんがワーとか逃げ惑ってるのはここです。←早速話題のストリートビューに貼り替えますたw
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●GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0
Variety Japan | 『攻殻機動隊』3?DCGで全編リニューアル
ビデオは持ってたけど(しかもレンタル落ち)スクリーンで見てないオレ参上。かろうじて限定地域に引っ掛かったのなら立ち会わねばなるまい。長らくさっぱりわからん映画だと思っとったのだが、ここ数年SACだの2nd GIGだの散々見倒して世界観に慣れたせいか入る入る。そいや昔、名画座企画のヌーベルバーグ祭りでゴダールの「勝手にしやがれ*AA」と「気狂いピエロ*AA」を見たらさっぱり判らない上何一つ共感できなくて、こりゃ案外10年後くらいに見たら解るようなもんだろか…と漏らしたら、友達に「いや、それはない」と言われ途方に暮れたもんだったけど、あながち全てに当てはまるものではないらしい。あとなんとなくP-MODELの「SCUBA」を思い出したり…確か自分の中に深く潜る事で逆に外界を知るみたいなコンセプトだったと思うんだけど。さてさっぱり内容に触れてないがwww 冒頭の光学迷彩をまとってダイブする少佐のシーンが3DCGだったのには前のめりに。他のシーン含めても正直3DCGこんだけか!と思ったが、恐らく他の変更箇所に気付いてないらしい…見直さねば。しかし一本筋のストーリーなのにいったい何を小難しく考えたんだろうか自分よ。浅瀬での立ち回りとか香港(ぽい町並み)のカオスさとか、とても13年前の作品とは思えない。普通サイバーパンクみたいのって目も当てられない程古びてくもんなんだけどね。すげえなあリャンリャンのパパ(違いますw)。それにしても少佐になら抱かれてもいいと思った…私、女だけど。
↓先般年末のリリースも決まりますたよ。可能な限りでかいスクリーンで是非。
「攻殻機動隊2.0」Blu-ray化 – ITmedia News
●スピード・レーサー
今回の大本命にして大おっさんホイホイ作品でございます。どうせまったく頭を使う事のない能天気かつ「これはひどい」の太鼓判を押すだろうと思って…少なくとも観る前は。しかしWipeoutの世界にださ未来を突っ込んで昭和のエッセンスが振りかけられたそれは、もう大絶賛せざるを得ないものでした。例えるとムーラン・ルージュ*AA級の…ここまでやんのかっていうバカさ加減ね。今時珍しい程の勧善懲悪で、レース界の裏で暗躍する金・権利・悪の組織に家族愛で立ち向かうという非常に判りやすいストーリー(正直オチも序盤で判ってしまう…かも)。時折ポキャで触れる「信じていれば夢は叶う問題」に通じるくだりも。なんというかホートン観た時(というか観てから原作を読んだ時)も思ったのだけど、製作側全員が原作を愛してやまない感じが伝わって来るのですよ。レースシーンひとつ取ってもレイヴかトランス系のスコアを持ってくるのが今風なのに、あえてオーケストレーションで…ストリングスが激しくトリルしちゃってるワケよ。それがむしろもうあんたふざけてんの?て言いたくなる程の緊迫感という。マッハ号がスプリングで飛ぶ時にしたって、わざわざ何もあのミョンミョンミョン…てダサいSEつけなくたっていいのに!ホントにバカだよウォシャウスキー兄弟。バカ過ぎて嬉しいよ。・゚・(ノ∀`)・゚・。
特筆すべきはスピードの弟・スプライトスとチンパンジーのチムチムの掛け合い。サルと人がここまであ・うんの呼吸なのはホントにスゴい(エンドロールは爆笑必至)。またスピードとトリクシーがキスしようとすると必ず邪魔が入るお約束とか、絶妙なタイミングで流れるおなじみのあのフレーズとか、クロスカントリーで悪役レーサーがクローズアップされる時にクロスオーバーする取引のシーンで、札束見た瞬間黒目の中に$マークといった昭和的なベタの応酬なんかもwww 何でここまで判ってんかなあ。ちなみに個人的に好きなシーンは、スピードが(実はスピードが名前でレーサーは苗字。えええ)幼少時に授業中教科書の端にパラパラマンガを描きながら妄想する際に鉛筆描きが3DCGになっちゃうところや、ロイヤルトン工業でNASAとかにある遠心力でG掛ける装置(名称失念)に乗って何故かラーメンを食べる訓練をさせられる所属選手とかwww あーあとマッハ号と敵の車が弾け飛んだ時、一瞬スピードの片目どアップまでカメラが寄って、一瞬引いて敵の車に寄ったかと思ったらやはりドライバーの憎々しい片目を?ってのは非常にコミック的で爆笑したけど、ここまで大胆すぎるとむしろカッコいい。まあ当然バカ映画なんで、レース中にそんなによそ事考えすぎてると事故るだろフツーというツッコミ所もあるけどねw
しかしながらここまでのものが上がってきたのなら、吉田竜夫せんせいもあの世でさぞお喜びではないかと思います。テーマ曲もなんと、かーぜーもーふーるえーるの唄いだしでおなじみあの曲をベースにマッシュアップ。英語・日本語・その他国言語(よく聴き取れない)で歌われており無国籍感も醸しております。ちなみにこれ配信限定でサントラには収録されてないので注意。日本語パート誰なんだろう…何となくBENNIE-Kとアルファの「ディスコ先輩」を彷彿とさせるのだけど。
つことで、この映画を余すところなく楽しめるのは間違いなく30代以上の日本人。今週あたりから回数が減ってヘンな時間帯に追いやられる頃なのでお早めに。ちなみに未見ならできればマトリックス*AAは観てから行ったほうが笑えます。しかしスピード母がスーザン・サランドン様だったとは…後で調べるまで全く気づきませんですた。(直近?のお姿はこちらでw)
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ところで個人的には「生演奏だから、手書きだから温かい」みたいのはとっくの昔からもうナンセンスで、作り手の信念さえ通ったものであれば打ち込みであろうと(最近の例・Perfume)3DCGであろうと(ホートンもそうでした)手法問わず、受け手に真意とか溢れんばかりの愛やリスペクトが伝わって受け入れられるものなんだなあとこれらで改めて思いますた。別にあの魚の子がどうとか言ってるワケじゃないんだけどw 珍しくアレはちょっと確かめに行こうかなって気にはなってんですけどね。

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